痛みが死ぬより大嫌いなわたしの初めての手術|雑記|そういう時もある 忍者ブログ

痛みが死ぬより大嫌いなわたしの初めての手術

2018-09-01
ぷらいべったーで公開した粉瘤(ふんりゅう)手術の雑記載せときます!



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痛みが死ぬより大嫌いなわたしの初めての手術レポです。
二週間くらい前から耳たぶと耳の付け根の間あたりにBB弾みたいなしこりがあって、最初ニキビみたいに突起してたのでさほど気にしてなかったら、表面は何でもなさそうなのにしこりが消えない。
調べたら粉瘤(ふんりゅう)という垢の塊みたいなものらしく、悪さはしないけど炎症起こしたり大きくなったりする可能性がある、というようなものだった。自然治癒はしなくて、取り除くには手術しかない。
今日の午前中、まあ手術って言われるだろうなーと思いながら地元の皮膚科にいったらいつものベテラン感醸し出すおっさん医師が、ふんりゅうですねーまあよく起こることなんだけど、治すには手術しかないから取りたくなったら予約して。と言ってきた。
ネットで元々調べてたので手術が二種類あると知っていて、ひとつは切開して中を取り出す方法、もうひとつは穴を開けて押し出す方法、後者のものはくりぬき法と言って時間もかからず傷も小さい新しい治療法である。わたしはくりぬき法でやって欲しかったので、それに特化した病院を探して午後イチで向かった。
10分前についたがすでに病院の前には列が。さすが人気病院…またわたしは舐めプしてしまった?今日手術できる?という不安持ちつつも受付へ。
初診なので問診票を書き、呼ばれるまで待つ。40分くらいして呼ばれた。
診察室に行くと看護師さんがいて、軽く症状を聞かれた。院長はただいま手術中とのこと。その後5分くらいすると院長登場。めちゃくちゃ早口。
患部を見られ、今日手術したいかと聞かれ、できれば今日…というと、手術は簡単にできますから。と、手術同意書を渡された。
それを見ながら30分ほど準備ができるまで待機。呼ばれて処置室に入ると、別の看護師さんがおり、手術の説明をされた。血行がよくなっちゃうから今日はお風呂×とか、術後患部が膨れたりすることがあるとか、稀に再発することがあるとかそういった内容。ここで同意書にサイン。
血が出る手術なので感染症対策のため?採血しますとのことだったが、ここでわたしは一番の痛手を負う…

元々注射とか痛いの大嫌いなわたしはこれに青ざめていた。初めての手術という事で緊張もあってかちょっと気分が悪い。看護師さんにはしきりに、気分悪いとかないですか?って聞かれたけど、大丈夫今すぐやって…と強行突破。
結果、針を刺したら「脱水起こしてるな…」などと言われ、刺しただけで血採れず。やたら痛い。
ウォーターサーバーあるから水飲んで、飴もあるから舐めて糖分とると落ち着きますよ。と言われたので、飴舐めながら手術の準備を待つ。採血は手術後にするらしい…確かに今日は午前中から落ち着かなくて緊張してめちゃくちゃトイレ行ってたんだよね。水分足りなかったか…

20分くらいしてまた呼ばれる。処置室に入ると、接骨院のようなマッサージ店のようなベッドがあり(顔を出す穴はないけど)、仰向けで寝た。

ライトが眩しいのでアイマスクしますねー、耳に血が入らないように耳栓しますねー血がつかないようにガーゼ被せますねーと色々保護され、アイマスクしてるから見えないけどたぶん耳のとこだけ穴あいてるビニール被せられて顔が全部覆われてる状態。
わたしは掛け布団頭まで被るの好きなので、妙な安心感が…

その後院長が登場し、軽く話しながら、手術開始。まず耳に局部麻酔をするけど、ネットでみるに麻酔が痛いとのことで不安ポイントだった。
んーまぁ痛いけども…耳たぶ付近というのもあったからか、正直ミスった採血の方が痛い。わたしは歯医者の麻酔もしたことないから不思議な感覚だったけど。三方向くらいからチクチクチクっ…って刺されてるみたいな感じがした。

その数秒の間、痛い…痛い…痛い…と小さく呟いていたら、院長が痛いね~これで痛いの終わりだからね~はい終わりです。ってあやしてくれるのでバブりたい人にはオススメ。

その後耳を触って?ここ痛いですか~とか聞かれる。最初はやんわり刺激があったけど次に触られた?ところは触っているのかすら感覚がない。何も感じません。と言ったら、たぶんそこから何か始まったけど触られてる感覚すらないので訳がわからない。

すると院長が、今日は午前中はガラガラだったのに午後から突然混みましてね~と雑談してくれて、気を反らしてくれたのでよかった。しかし途中で院長が、「ふんりゅうだ……」ってしみじみ言ったの面白すぎるでしょ。

全く感覚すらないけどなんとなく縫合してるときは引っ張られているという動きでわかった?気がする。
院長と話しながら体感時間5分ほどで終了。はい、綺麗に取れましたよ~と言ってすぐ院長は去った。
そのあと看護師さんがものすごい耳の周りを拭いていたのでもしかしたら血まみれだったのかもしれん。

そして先ほど失敗した採血……さっきは左腕でとったけど右腕でとった。そしたら左腕は出にくいんですね、って看護師さんがいって普通にとれたので、今度から採血の時は右腕を差し出そうと思う。
こうして手術が終わった。自然と涙を流していた…あとは明日ガーゼ交換と、一週間後の抜糸で半年くらいで傷は消えるみたい。
そういえば術中、院長が少し炎症起こしてるって言ってたので早く来てよかったなと思いました。
ふんりゅうは炎症起こしてから病院にくるひとが多いそう。そうすると摘出しづらくなるみたいなので今回意を決して手術しました。

今日1日は生きた心地がしなかったけど、放置したときのつらさを考え、また手術したあとのハッピーを胸に、ヒイヒィ言いながら受診しました。正直わたしは採血が一番痛かった…手術自体は麻酔かかってるので痛いどころか感覚すらないね。あと手術は確かに5分くらいだけど待ってる時間あったのでトータル2時間ちょいはかかる。


これからも人生ってつらいけど、頑張っているわたしなのであった。

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