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愛を渡す魔法使い

 今年の夏休みの課題提出のために書いた童話です。主人公のイメージは、ミカさんですwww まあイメージなだけでミカさんというわけではない……はず。


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 愛を渡す魔法使い

 とあるこの街の外れには、大きな森がありました。この森はあまりにも大きいため誰も奥深くまで行ったことはありません。そのため、森の奥に何があるのか知ってる人はあまりいませんでした。
 そんな森の奥には、実は大きなお屋敷がありました。その大きなお屋敷には、ミカという魔法使いがたった一人で住んでいます。魔法使いのミカはずっと一人で森の奥に住んでいるため、人と話すことはおろか、何年も人と顔を合わせたことすらありません。そんなミカが毎日何をして過ごしているかというと、年中真っ黒のコートを着て、毎朝花に水をやったり、鳥と話したり、お屋敷の奥で新しい魔法の開発をしたりして過ごしています。こんな森の奥深くにもごくまれに人間が迷い込むことがありますが、ミカは人間を恐れているため、逃げるように物陰へ隠れてしまいます。もしも見つかった時には、お屋敷のドアの影から相手を警戒して睨みつけます。それくらい、ミカは人を嫌っているのです。
 ある晴れた朝。ミカはいつもの日課で、花に水をやっていました。すると突然草陰から音がして、一匹のうさぎが飛び出してきました。小さくて、ふわふわの白いうさぎです。ミカは、黒い自分と似てないな……と思いました。人間は嫌いでも、動物は好きな彼はうさぎを抱き上げ、撫でていました。
 ガサッ
 また、草陰から物音がします。今度はなんだろう?と不思議な面持ちで見つめます。
「!?」
 草陰から出てきた姿を見てミカは驚きました。なんと、それは小さな女の子だったのです。
「あたしのうさちゃん!」
 女の子は、うさぎを抱いているミカに向かって叫びます。突然の出来事に混乱しているミカは、何も言葉が出ずうざぎを離して、急いで逃げ出しました。
「……あなたは、だれ!?」
 女の子も驚いて、黒いコートの彼を追いかけました。
 ミカは、なんとかして女の子を追い返そうと方法を考えました。とりあえず、何かする前に言って帰ってもらおうと思いました。
「あの……」
 普段人と喋らないミカは、自分を追いかけてきた女の子に向かって、物陰から小声で言いました。
「帰れ……」
 しかし、普段喋らないためあまり大きな声が出ません。女の子も、ミカの声に気付いてもいませんでした。
「ねぇ?なんでそんなところに隠れているの?あたしはメイっていうの!あなた、もしかして一人なんでしょ?お友達になりましょう!」
 メイという女の子は、物陰に隠れるミカに突然話し掛けました。
「……!!」
 話し掛けられたことに驚いて、ミカはまた逃げ出しました。すぐに逃げ出してしまうミカを不思議に思うも、さらに好奇心が沸いてきたメイは、逃げるミカを追いかけました。
 ミカは、普段走ったりしないので疲れてしまいました。一度お屋敷に入り鍵をかけて、冷静になって考えると、魔法使いらしく魔法で追い返すという作戦を思いつきました。早速お屋敷の奥の部屋まで行って、魔法を作り始めました。
 人を寄せ付けないようにするための魔法に必要な材料は、イノシシの牙半分、スミレの葉っぱ十枚、魔法使いの血三滴、オリーブの実五つ……ミカは、オリーブの実だけ無いことに気がつきます。材料が足りなければ魔法は作れないので、森に出て探してくることにしました。
 メイが近くにいないことを確認すると、急いでオリーブの木を探しに行きました。幸いなことに、オリーブの木はお屋敷の近くにあったためすぐ見つかりました。しかし、実がなっているのは木の上。ミカは走るのも大変なくらい運動が苦手です。そんなミカが木を上るのはとても苦労することですが、魔法を作るため、頑張って木に上ろうとしました。しかし、思った以上に悪戦苦闘。一向に木に上れそうにありません。
「あ!黒いおじさん!」
 そんな時、ミカはメイに見つかってしまいました。
「黒いおじさん……?」
 おじさんという言葉が気にかかりつつも、こっちに走ってくるメイを見てミカは逃げ出しました。またミカに逃げられてしまったメイは、ミカが上ろうとしていたオリーブの木の前で呆然としていました。そして、ここで実を採ろうとしていたんじゃないかと察し、身軽な体でひょいと木に上りオリーブの実をなっていただけ採りました。
「おじさん、これを採ろうとしていたんじゃないの?」
 そう言って、メイは採った実を木の下に落としました。それを見たミカは少し戸惑いましたが、急いで木の下まで行き、落ちた木の実を奪い去るように取っていきました。
「あ!おじさん!」
 折角採ってあげたのに、何も言わずに盗まれてしまったメイは木の上でぷうと頬を膨らませました。
 汚い手だとは分かっていても、欲しかったオリーブの実が手に入ったミカは、また部屋にこもって魔法を作り始めました。何分もしないで出来上がった魔法は、たまごのような形をしている固い物体で、これを投げつけると魔法が発動して、人を追い返せるというものでした。これでやっと追い返すことができる……思わず唇をニヤリと細めて、早速実践するため外へ出ました。
 お屋敷の外に出て探すまでもなく、メイの後ろ姿を発見したミカ。チャンスは一度しかない……そう心に言い聞かせ、慎重に近づき、いい距離をとったところで、たまご型の物をメイに投げつけました。
「……ッ!」
 その、足を踏み切る音で気配に気付いたメイは、咄嗟に後ろを振り返りました。その瞬間に、魔法が発動して、たまごがはじけました。
「きゃあっ……!」
 はじけたたまごから、眩しい光が溢れたためメイは目を瞑りました。ミカは魔法が成功したと確信して、微笑を浮かべました。しかし……
「え……なにこれ?」
 魔法が上手く発動したらたちまちメイが追い返されるはずだったのに、何故かそういったことはなにも起こらず、代わりに色とりどりの花びらが舞いました。
「おじさん、なにこれ……!?すごい!魔法みたいなマジックね!」
「……!?」
 予想外の展開と、メイの反応にミカは困惑しました。
「おじさん、マジシャンなのね!ねえ、あたしにもっとマジックを見せてよ!」
 そう言いながら詰め寄ってくるメイ。ミカはまたしても逃げ出しました。
 言ってもダメ、魔法でもダメ。ミカはさらに方法を考えました。そこで思いついたのが、最後の手段。落とし穴を掘って捕獲し、そのまま生き埋めにしてしまうという考え。かなり残酷な作戦だとは思えど、背に腹は変えられないと心に決め早速ミカは穴を掘りに行きました。
 簡単な魔法を駆使して、丁度いい落とし穴を作ることができたミカは、落とし穴にメイがかかるのを草むらで隠れて待ちました。メイはずっと、落とし穴の近くをうろちょろしているのになかなか罠にかかりません。ずっと自分のことを探している素振りで、あっちに行ったり、こっちに走ったり……それなのに、上手いこと落とし穴を避けています。
 そんな状況にしびれを切らしたミカは、ついに草むらから飛び出しました。自分をエサにしてメイを落とし穴にかけようと思ったのです。
「あ!黒いおじさん!」
 メイはすぐに気付いて、ミカの方へ走ってきました。ミカは、よしよし、こっちに来るんだ……と、満足げな顔で一歩を踏み出しました。すると……
 ズボッ
 なんと、落とし穴の位置をちゃんと覚えていなかったミカが、自分で落とし穴に落ちてしまいました。
「うわあ!おじさん!」
 その光景に、メイも驚きます。
「おじさん、大丈夫!?もしかして、あたしがこの穴に落ちないように、体を張って自分で落ちてくれたの……!?」
 穴のふちから、ひょこっと顔を覗かせてメイが言います。違う違う、そんなんじゃない!そう思うも、落とし穴からは出れない、叫ぶこともできないミカは、へたり込んでしまいました。
「おじさん、大丈夫?まっててね、今、縄を持ってくるわ!」
 メイは健気に、ミカを助けようと縄を探しに行きました。もうどうすることもできないミカは、黙ってうつむきました。
「おじさん!丁度いい木のツルがあったわ!今、近くの木に結び直すから、まっててね」
 メイはそう言うと、慣れたように木にツルを結び付け、落とし穴の中に投げ込みました。
「おじさん、これにつかまって上ってきて」
 ミカは、こんな人間に助けられて……と悔しい思いをしていました。しかし、ずっと穴の中にいるわけにもいかず、言われたとおりにツルを使って上りました。子供のために作った落とし穴だったのが幸いして、あまり深くなかったためなんとか上りきることができました。
「怪我はない?大丈夫?」
 メイに何を話し掛けられても、無言のミカ。
「あら、腕をすりむいてるじゃない!怪我に効く薬草があるはずだから、探してくるわね!」
 何も言わないミカのために尽くすメイ。その時、ミカの中でも少しずつ、何かが変わっていくのが分かりました。
「あたしも森で遊んでで、よく転んだりするからこういうのには詳しいのよ!」
 メイはそう言って、すぐに薬草らしきものを持って帰ってきました。ミカの腕を出し、慣れたように薬草で手当てをしました。
「はい!これで大丈夫だわ。今日はもう走ったりしないでね?」
 メイの表情は、とても満足げな笑顔でした。ミカはずっとうつむいていましたが、このとき、ミカの中の何かが変わりました。
「あ、りがとう……」
「え?」
「ありがとう……」
 ミカは照れた仕草で、お礼を言いました。
「え……おじさん!やっと喋ってくれたわね!」
 メイは、ミカが自分に話してくれたことに心から喜びました。恥ずかしくなったミカはそのまま立ち上がり、お屋敷に戻ろうとしました。
「おじさん、もう帰っちゃうの?」
 寂しそうな声でメイが言います。
「ねえ、また来てもいい?」
 呼びかけるメイの声に、ミカは振り返らず小さくうなずきました。
「ありがとう、おじさん」
 メイの、嬉しさの溢れた顔いっぱいの笑顔は背中越しのミカにも伝わりました。
「メイ!!!」
「?」
 メイが帰ろうとしたとき、草陰から声がしました。
「メイ!!こんなところにいたの!!」
「あっ!おねえちゃん!」
 草陰からは、メイがおねえちゃんと呼ぶ女の人が出てきました。
「ずっとこんなところにいたの?おねえちゃん心配したよ?」
「ごめんね……どうしてここが分かったの?」
「あなたのうさぎの足跡を追ってきたのよ」
 ミカは、突然の声に思わず振り返りました。そこにいたのは、自分と同い年くらいの綺麗な女性。その美しさに、ミカはつい見とれてしまいました。
「あ、おねえちゃん!このおじさん、さっき会ったの!」
「メイ、おじさんなんて言い方失礼でしょ?……あ、初めまして。メイがお世話になりました。ご迷惑をおかけしませんでしたか?」
 メイの姉は、ミカに話し掛けました。しかし、ミカは見とれて何も言うことができませんでした。
「おじ……おにいさん!この人はあたしのおねえちゃんのラムよ!だから、怖がらなくても大丈夫だからね?」
 メイがそう言うと、ミカは慌てたように着てる黒コートのポケットを探り、さっきの魔法を作った時の余りのスミレを取り出しました。
「……。」
 ミカは、無言でスミレをラムに渡しました。そして、隠れるようにお屋敷の中へ入ってしまいました。取り残されて呆然と立ち尽くしたメイとラム。ラムに渡された紫のスミレに、「愛」という花言葉が隠されていると気付くのは、そう遠くない未来のことでした。

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mika01.jpg
ミカさん 

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夢日記 1月~10月

 ひさびさに思い出したように夢日記書いてみます。

:過去のもの: (同窓表示)
・夢日記 10月
・夢日記 11月
・夢日記 12月

 三ヶ月坊主した。


1/25
夢にフォロワーさん出てきた。
(この頃からツイ廃になっていた)

2/27
トゥギとハン様と相葉さんとあと、嵐は全員いたような気がする。VS嵐チックなことしてた。でもVS嵐にあんなゲームない。
そしてもう一つ夢を見た。宇宙船に乗ってて、宇宙に行く。まあ、そういう遊園地のアトラクションだけど。最後爆発で吹っ飛ばされて終了。

3/22
最終的に、助けようとした鯉?金魚?を口の中に入れて運んだら、エラのところから千切れしまった。口の中に金魚の肉片残ってそうで目覚めの悪い朝。

3/25
フォロワーのとみたんがヨーグルト喰ってる夢みた気がする

3/31
フォロワーさんたちと遊ぶ。私がゲーセンで、グルーミーの大きなぬいぐるみをとりたくて店員に位置移動してくださいって頼んだら、うちではそういうことやってないんです……って言われてムカついた夢。

4/12
おんてむってた。CP夢初めて見たかも……でも残念ながら覚えてるのはごく一部で、 テ「どこにも行かないでよ……!」 オ「俺はどこにも行かないよ」 っていうフレーズ。
(原因は昨日シャイニー充したからか)

4/25
私が携帯でツイッターできる夢見た。すんごく使いづらくてしにそうだった

4/29
ついったーしてる夢みた。フォロワーのちはるさんにリプを返していた

8/3
シンドンがどうのこうのって夢見た

8/7
同じシチュの夢二回見た
(とツイートされてるけど詳細は謎)

8/8
トイレのカレンダー勝手に作られる夢見た
(トイレのカレンダーは私が自作している)

8/12
フォロワーのなうみちゃんが死ぬ夢。涙が止まらなかった。起きたら本当に泣いてた。いつか、伝えたいことは伝えられるときに伝えないと、取り返しがつかなくなってからじゃ遅いと自分で言ったが、まさにこの事といった感じだな。

8/13
フォロワーの二号が日本語でツイートしてる夢見た
(この時二号は外国にいて、日本語入力ができなかった)

8/16
Android買う夢見た

8/18
音楽会みたいなやつでスジュが歌ってるんだけど、私は観客で見てるのよ。したら、丁度目線の先にいたぎゅたんが私のことずーっと見てて、ずっと見てるから舞台まで行ってぎゅたんの目の前まで行ったら、ぎゅたんが私の頭をわちゃわちゃ撫でてくれた……!って夢

9/10
なんか、友達数名と一緒に、韓国人に連れ去られる夢見た。んでなんか施設みたいなのにいるんだけど、誰かが迎えにきて、でもそれがバレて、ガス室みたいなとこに入れられるとこまで見た。こわっ

10/2
大国男児のイベに行くの遅れて、時間遅く行ったらもう人が集まりすぎててステージが遠すぎて見えない夢

10/3
旅館に泊まる夢なんだけど、何故か部屋の名前がスジュに関係してるのよ。私がいたのは馬の間だった。そこに一人でいたから寝っ転がってたら、叔母が来てなんか言われて、出てったとこで起きた。

10/4
周りが海の要塞みたいのがあって、そこから逃げたくて海を泳いでいこうと思って、わざと海に落ちたのよ。したら意外に流れが早くて流されてもうオワタと思ったら、船やらなにやらに囲まれて海上パトロールろみたいな人に助けられた

10/5
今日見た夢思い出した。何故か自分の髪が、ひょっくんみたいな金髪になってて、頭のてっぺんのつむじのとこに、黒い小さな虫がいーっぱいうじゃうじゃしてて取れない夢だった
(ちなみにこれで夢占いをすると、「髪の毛が不快になる」「虫」において「健康面に注意」というものがあったからヤバイ)

10/6
友達がなんかコンサートみたいなののスタッフやってて、私も関係者として入場しようとして友達に電話かけたのに気づいてくれなかった夢。というか私もスタッフで、アナウンスとかやってた。それで失言して友達に怒られた。

10/7
るしぽを聞く夢からの、目覚ましのるしぽが鳴ったので夢で聞いてるのかと思ってしばらく起きなかった。あと今日放送部なのにCD先生に持ってくるの忘れた夢見た。から、要注意。

10/8
朝起きた時には夢を見ていませんでした。
しかし、夜に寝てたら夢にタモリ出てきた。なんか杖ついてた。他にも色々出てきた気がする……シンドンとか。二つの世界があって、マンホール?みたいなとこで繋がってて、それに入って行き来するんだけど、荷物を多く持ちすぎるとつっかかる。

10/9
夢にふぉろわーのとみたんが出てきた。次世代スカイプみたいなの使う夢だった。最初はツイッターしてて、とみたが通話しようとか言い出すからその次世代スカイプみたいなやつ使うんだけど、通話かかってくるのにでかたが分からなくて何もしなかったら、切れちゃって。とみたにもう一回かけてって言おうとしたら、もう寝るってツイートしてた。
で、なんでこれが次世代スカイプだったかって言うと、物が送れるんだよね。物体が。とみたん、通話しようって言ったくせに寝やがったなって思ってたら、何か送信されてきて、見たら紙で出来たアイスキャンディー送ってきて 何したいんだこいつってなった。紙で出来たアイスキャンディーは、ホッチキスで止められていた。

10/10
なんだか、ずいぶん前に見た夢の続きを見た気がした……どこかものっそい広い土地にお店があって、誰か友達が一緒にいて店内を回ってた……感じかな。そういや夢を見てて、起きて、また寝たら続きを見たことはないけど、前の夢の続きは見たことあるかもしれない。

10/12
どうも昨日から夢の内容を覚えていない。段々、内容の記憶が薄れていく感じ……そろそろ、夢を見る周期から抜け出す時期なのだろうか。

10/13
なんか夢見て、起きて、あこれ絶対あとで内容覚えてないだろうなって二度寝して、今内容思い出せない状態です。


 以上、ツイート内容から引用。これまとめて思ったのは、夢って全く覚えていない期間があって、それを過ぎると連続して夢を見るようになるみたい。夢って未知だ。

 そういや、9月の終わりくらいに、友達3人と夢の話題で盛り上がりました。Aさんは、夢を見てるときに「これは夢だ」って分かってて、そういうのは大抵悪夢なので「これは夢だ、起きろ起きろ起きろ!」って思って目覚めるらしい。

 Aさんは他にも、夢を見ていて、起きちゃって、二度寝したらその夢の続きを見たとかあるらしい。でもそういうのは大抵悪夢だとか……怖い夢だから、「起きろ起きろ!」って思って起きたのに、眠いからすぐ寝ちゃったら結局その夢の続きを見てるとかwwww残念すぎるwwww

 友達3人と話してたんだけど、みんな、同じ夢を見たことってあるらしい。Bさんは、一定の周期で同じ夢を見たりするとか。Aさんは、同じ夢を見るから、「これは夢」と分かるみたい。

 ちなみに私は、夢が夢だと分かったことも、同じ夢を見たことも、夢の続きを見たこともないんです。逆にね。同じ夢を見たことがないから「これは夢」って分かったことが無いのかもしれない。ずっと夢が現実だと思って夢をみてる。ずっと騙されつづけているようだ。

 そして、落ちる夢をよくみる。今でも覚えてるのが、小さい頃に見た夢だけど、雪が降っているときに川の横を歩いていて、雪が積もってたから端っこが崩れてしまってそのまま川に落下する夢。落ちるときに目が覚める。

 他によく見るのは、殺されたり、人が死ぬ夢。自分が銃で撃たれる夢を見たけど、撃たれた時に目が覚める。父親が犯人に刃物で刺された夢も見たことがある。友達が死ぬ夢を見たこともあるし、そういう哀しい時に自分は泣いていて、目が覚めると本当に泣いている。

 これはAさんの話だけど、夢で刺されて、実際胸に衝撃を感じて目が覚めたと思ったら、自分で手をグーにして胸を叩きつけてたらしいwwww これ、夢遊病だったら危ない。実際包丁とか持ってやってたら死んでるところだったわ……

 Cさんの話だと、自分で勝手にベッドに上がって寝たと母に言われたのに、全然そんな記憶がなくて寝てる時勝手に動いてたらしい。

 ちなみに私は、小さい頃お出かけの帰りで車で寝ちゃって、母がそのまま部屋につれてきてパジャマに着替えさせようとしたら、足上げたりとかして着替えたって言われたwwwwwwww寝たままwwwwwwww

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森のハーモニカ

 去年書いた童話作品晒します↑▽↑

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森のハーモニカ

 ある森の、とあるほら穴に、かわいいウサギの親子が住んでいました。ウサギのお母さんは、子どもウサギにねる前のおはなしを聞かせています。
「お母さん、きょうのおはなしはなあに?」
 子どもウサギはききました。
「川をわたった王子様のはなしも、空をとべない妖精さんのはなしも、もうしてしまったからね」
 と、お母さん。子どもウサギはおはなしが大好きだったので、お母さんはたくさんはなしました。たくさんはなしきってしまったので、もうほかのおはなしをしりませんでした。
「きょうは、悪い魔法使いのおはなし?それとも、履くとたちまち踊りだしてしまうお靴のおはなし?」
 子どもウサギは、うれしそうに目をかがやかせています。
「そうだねえ、わかった。きょうは、ちょっといつもと違うおはなしにしよう」
「いつもとちがう?」
「そうだよ、きょうのおはなしは、魔法や妖精じゃなくて、ウサギのお話」
 魔法や妖精のおはなしを期待していた子どもウサギは、ちょっとしかめっつらをしましたが、お母さんの言葉に長いみみをかたむけました。
「これは、むかしむかしのことだよ――」

 あるふかい森のなかに、一匹のウサギがいました。ウサギといえば、長くてりっぱなみみ。しかし、そのウサギのみみは、みじかくて、おまけに黒いあざがありました。このウサギはいつもみみのせいで、森の住人にからかわれていました。
「みじかいみみ!黒いみみ!!」
「おまえなんか、こっちにくるな!」
 からかわれている、このウサギは「ミサ」という女の子。ミサのみみは、がっこうの男の子や、友達のお母さんにまでうわさをされていました。
「わたしのみみは、なんでみじかいの?なんであざがあるの?」
 ミサはからかわれるたびに、かなしくてかなしくていつも泣いていました。彼女は何かを思うときはいつも、みじかいみみがピクピクっと動きます。これは、彼女のくせでした。とても悩んでいたけれど、迷惑をかけたくなくてお母さんに相談することができませんでした。でもお母さんは、ミサが笑顔でいてもみみが動くくせですぐに分かってしまいます。しかし、いつまでも手を貸せずにいました。

 そんなある日、ミサはぼうしをかぶって森に出ました。すこしおさんぽをすると、きりかぶの上に立ったタヌキの男の子をみました。その男の子のまわりには、たくさんの動物たちが集まっています。ミサは、ここしばらくはお外に出れずにいたので、知らないあいだに新しいなかまがふえたのだと思いました。
「ポコちゃん、きょうもいろいろはなしてよ!」
「きみはとてもものしりだよね!」
「ぼくもポコくんみたいになりたいなー」
 タヌキの男の子のまわりのみんなが口々にいいました。どうやらこの男の子の名前は「ポコ」というそうです。この子がいったい、なんでこんなにも人気者なのか、ミサは興味をもちました。はずかしくて前にはでれないので、木のかげにかくれてポコのうごきをみることにしました。
「まあまあまあまあ、みんなあせらないでよ。ぼくは今日もあたらしいものを発見したんだよ!」
 まわりの言葉をかきわけて、ポコが初めてしゃべりました。すると、みんながざわつきはじめていっせいにポコに注目しました。
「あたらしいもの?いったい、なにかしら?」
 ミサもどんどん、気になってきました。
「じゃーん!これ!みんな、しってるかい?」
 おおげさにポコが取り出したものは、どこからどうみてもえんぴつ。しかし、森のなかではえんぴつはとてもめずらしいもの。ミサは勉強熱心なので人間の道具はよくしっていましたが、ふつうはこんなもの知ってる動物なんていません。
「ポコさんは、もしかして人間の道具にくわしいから人気者なのかしら?」
 ポコの表情をみると、どこからともなくみなぎる自信。みんなの信頼と尊敬のまなざしがそそがれるところからみても、きっと彼はすごくものしりなんだと思いました。
「ポコちゃん、それ、なあに?」
「それはどうやって使うものなの?」
 みんなは口々に質問をしました。
「これ?これはね、ほらっこうやって……」
 そう言うと、ポコはしゃがんで何かをしはじめました。ミサは木のかげにいたので、よく見えませんでした。
「な、何をしているのかしら……?」
 どうやって使っているのかが見たくて、ミサはおもいきってそっと動物たちの中にまざりました。がんばって首をのばして見てみると、
「……?」
 ミサはあぜんとしました。ポコは、なんとえんぴつを地面につきさしていたのです。
「こうやってね!地面をほるためのどうぐなんだよ!!」
 ポコは自信満々にそういうと、細いえんぴつで地面をほっています。ミサはちゃんと、えんぴつは紙に文字を書くための道具だと知っていました。しかし、なにもしらないほかの動物たちは、ポコのいうことをうのみにしてよろこびの声をあげています。
「……。」
 この男の子は、こうやっていつもみんなをだましているの?うそつきなのに、人気者なの?わたしは本当のことも、もっとほかのことも知っているのに……ミサはみみをピクピクとさせながら、だらんと垂らしておうちにかえりました。

 あくる日、ミサはポコに会いに行こうとお外にでました。やっぱり、みみをかくすためにぼうしはかぶっていきました。どこにいるかは分からないので、昨日と同じ場所にいってみました。しかし、そこにはポコが立っていたきりかぶがあるだけ。
「やっぱり、おなじところにはいないわね……」
 さあ、これからどう探そうかとミサはなやみました。どうしたらいいか分からなくて、とりあえずきりかぶに座ってみました。
「なんでわたしは、こんななんだろう……」
 ポコの人気者っぷりをおもうと、ミサはかなしくなりました。いっそう自分に自信がもてなくなるようでした。しばらく座っていて、ここにいてもしかたないと立ち上がると、へたくそなハーモニカをふく音が聞こえてきました。
「だれかいるのかしら?」
 ミサはそうおもってふりかえると、ハーモニカをふくポコの姿がありました。
「あれ?もしかして、きみ、昨日ここにきてくれたでしょ?」
「えっ」
 ミサはおどろきました。まさかポコが、自分がいたことに気付いていたうえに、おぼえているだなんて!
「初めてみた子だったから、よくおぼえているよ」
「……!?……あなたって、ハーモニカすごくへたくそなのね」
 ミサはおどろいて、ついこんなことを口走ってしまいました。本当はこんなことを言おうとおもっていたわけではないのに、ミサは自分で自分がしんじられませんでした。
「えっ!?そうだった!?僕、けっこう上手いかなって思ってたのになぁ」
 ポコはすこしおちこんだようにみえました。ミサは、なんてことを言ってしまったのだろう、と自分をせめました。
「でも、まだまだ成長できるってことだから、よかったよ」
 ポコの意外な返事に、ミサはさらにおどろきました。
「ところで、きのうきいていてくれたんだよね。どうだった?」
「えっ……」
 ポコはおちこんだはずなのに、すぐに立ち直って、わたしにはなしかけてきたなんて!なんてすごいのだろう、わたしには、まねできないわ……ミサはつよく感じました。
「そうね……あの、えんぴつは、ああやってつかうものではないのよ?」
「えんぴつ?」
「そう、昨日あなたがもっていたものは、えんぴつという人間の道具よ。文字を書くときに使うものなの」
「へえ!そうだったのか!……じゃあ、ぼくはみんなにうそを言ってしまっていたのかも……きみって、すごくものしりなんだね!」
 あれ……と、ミサは思いました。ポコは、みんなにわざとうそをついていたのだと思っていたけれど、いまのポコのいいかただと、どうやらうそをついていたわけではなさそう。
「わ、わたしは、いつもお外にはでないでお勉強だけしてるから、しっているのよ」
「そうなの?ともだちは?ともだちと、あそばないの?」
「ともだちなんて……」
 ミサのみみが、ピクピクとうごきました。
「ぼくが、ともだちになろうか?」
「えっ……?」
 ミサはいっしゅん、身体が動きませんでした。
「だれともあそばないなんて、楽しくないよ。ぼくとあそぼうよ」
 ミサは、なんともいえなくうれしかったのです。いままでからかわれてばっかりで、こんなともだちなんて、できたことが無かったのですから。
「きみの名前は、なんていうの?ぼくはポコだよ、よろしくね」
「わたしはミサっていうの。わたし……はじめてともだちができたわ!」
 その日から、ミサはポコと毎日あそびました。しかし、みみをかくすためのぼうしはかぶったまま。そしてミサはいつも思っていました。ポコは、わたしにはないものをたくさんもっている。とても仲良くなったころに、ミサはずっと思っていたことをポコにきいてみました。
「ねえ、わたしがあなたに初めて会った日のこと覚えてる?」
「うん。ぼくがえんぴつの使いかたをまちがっていた時?」
「そうよ。それ、なんであなたは、いつも自信にあふれているの?」
 ミサがききたかったことは、これでした。彼女にはいつも自信がない。自分のみみにも、自分の知識にも。いつも堂々としているポコには、少しあこがれがありました。
「うーん、そうだなあ。ぼくはいつも自信満々で、それだからかんちがいしてる、ってこともあるだろう?」
「ええ、そうね。えんぴつの時もそうだったわ」
「でも、かんちがいっていいんだよ。もちろん、えんぴつの使いかたがまちがってるのはダメだけど、自分はハーモニカが上手だとか、おおきな川をとびこえられるとか、かんちがいしてでも自信をもってることが、ちからになるんだ」
 ミサのみみがうごきました。彼女は、自分には自信がないことが頭からはなれませんでした。
「ぼくだって、なんでもできるようなタヌキじゃないけど、できるんだ!って思っていたほうが、楽しいし、時にはそれが本当になるから――」
 言い終わったころには、ミサは泣いていました。
「ミサ、どうしたの!?」
「わたし……こんなにも自信がもてなかった自分が、はずかしいわ……」
「ミサ……」
 少しすると、ミサはおもむろにぼうしに手をかけました。
「ポコ、わたしずっと自分に自信がもてなくて、かくしていたの」
 ミサは初めて、ポコの前で自分のみみを見せました。
「……。」
 ポコは、おどろいて声がでません。ミサは、心の中でポコにもからかわれるかも、とおそれていました。
「個性的なんだね!」
「!!」
 ポコはいきなりしゃべりました。
「みんなと同じながいみみのほうがいいの?同じでいいの?ちがうほうが、いいよ」
 ミサはおどろきつつも、とても幸せでした。ポコにからかわれなかったことも、みじかいみみにあたらしい考え方ができたことも。
「そういうところまでみんな、ミサのいいところなんだよ」
「ポコ、ありがとう!!わたし、わたし……!!」
「もちろんすぐに変われなくてもいいから、これからはもっと友達をふやそうよ!」

 その後、もちろんすぐにとはいきませんでしたが、ミサにはともだちがふえて、からかわれることもなくなり、得意のものしりを生かしてみんなと仲良くなりました。ポコも、ずっと信じつづけていたせいなのか、ハーモニカがとてもうまくなりました。
 めでたし、めでたし……

 お母さんウサギは、やさしい顔で子どもウサギをみつめました。
「ミサは、自信がもてるようになったのね!よかったわ」
 と、子どもウサギは言いました。続いて、
「そういえば、お母さんはとても自信家よね!お母さんが小さいころは、きっとミサみたいな子どもではなかったのでしょうね。どっちかといえばポコだわ!」
「うふふ、そうかしらね。さあ、もうおやすみなさい」
「おやすみなさい、お母さん」
 子どもウサギが寝たのを確認すると、お母さんはみみをピクピクっとうごかしながら部屋をでていきました。居間からは、ハーモニカの音色がきこえます。

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 なにか感想とかあればどうぞ壁]ョ・ω・`)チラッ

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夢日記 12月

 今回はアイドル系の夢多いけどまあ。


***
12月21日
 自分と友達?が一緒に遊園地にいて、観覧車を見てるんですよ。でもその観覧車はなんか普通じゃなくて、池みたいなところに建ってるんです。しかも異常に早く回るので正直観覧車って言っちゃいけないような気もするけど、とにかく観覧車だったんです。

 その観覧車にはSJメンバーの数人(誰が居たか思い出せないけどうにょさんがいた)と韓国のバラエティーに出るような芸能人が乗ってて、観覧車がぐるぐる回ってるんです。下の方の台に乗ってる人はたまに池の中にザボンするってくらい過激な観覧車www

 それを見て、私は乗りたくなかったけど一緒にいた友達が乗ろうというので乗るはめに。私は池に入ったりとかしたくなかったので、あまり過激な動きをしない一番上に乗りました。その観覧車、回ってる間に曲がかかるみたいで私が乗ったときは嵐のA・RA・SHIがかかっていたwww

 そして観覧車が運行開始。少し回り始めたころ、地上を見ると……相葉さんがいるじゃないか!モコモコで冬っぽい装いをした相葉さんは「嵐の曲かかってる!すごーい!」とか言いながら手振ってる。私も気付いて欲しくて手を振り返したけど気付かれなかった。

 そしてまた回っていると、やけに高いところに翔さんがいました。ファンに囲まれてwww全然関係無いけど顔が異常に白かった……一生懸命手を振ったけど気付かれなくて、もう1周した後再度手を振ったら気付いて笑顔で手を振り返してくれた!!!!めっちゃ嬉しかった瞬間(単純野郎である)

 今度は地上の方を見下ろすと、大宮が2人一緒にバーベキューしてました。これもまた色んな人に囲まれてる。何度か手を振ると2人とも手を振り返してくれました。嬉しくて禿げt(ry ニノはこっちを不思議そうにずっと眺めていて可愛かった(笑)

 今考えると、そういやまつもっさんだけ出てこなかった……結局大宮と手を振り合ったところで私の虚しい夢は終わりを告げたのである…… 完


12月22日
 なんか……悪夢でした。放送部で放送するんだけど、皆で何度もミスりまくったのに、全部私だけの所為みたいな微妙な雰囲気になる。私が「私の所為じゃない!!!」って嘆いてるけど皆もくもくと夕飯食べてる。なぜ夕飯なのか……部活の時そんな時間じゃないのにね。



 どんどん少なくなっていく夢日記の内容wwww

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夢日記 11月

 すっかり1ヶ月坊主の夢日記。夢を日記につけていると精神崩壊する、なんてことを小耳に挟みましたが元気に生きています。

***
11月8日
 よく分からん狭い部屋で、ハロウィンの仮装をさせられる。衣装はかぼちゃパンツとタイツだったことしか覚えていない。

 突然所変わって。自分は傘を持って空を見上げている。青くて広い空には白いたくさんの鳥たちが群れをなして飛んでいる。そんな夢。

11月10日
 この頃実際に個人面談があったんですが、私は個人面談で先生と母が何を話したのかすごく不安でした。そんな翌日の夢。先生から「(何を話したか)言っちゃおうか?」と言われ、「面白いお母さんだね」的なことを話された。

11月20日
 某オフ友宅の階段で友達が出てくるのを待っている自分。すると、階段でキボム的イケメン出会う(なぜ)。そんな時郵便が来る。メモがこれくらいしかない上に全然思い出せないので意味不明www


 11月はメモするのを忘れたり起きたら忘れてしまったり、メモが簡潔すぎて思い出せなかったりロクなことがないですね。ではまた来月!


*追記
 10月にこんな夢を見たっぽいです。

10月31日
 自分に子供ができる夢。大型スーパーみたいなところに1歳くらいになった子供連れて買い物をしている。

 詳しくは思い出せない、というか説明が難しい!では!

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